SSブログ

【修理事例】火災寸前、コンセント交換のネタ [スタッフ酒井の呟き]

コンセント
今年は異様な暑さですね。
先日「電源が入らない」という連絡を受け、点検しに行ったときのお話です。
事の始まりは「エアコンが動かない」という連絡から。

まずはついているエアコンを確認すると確かに動かない・・壊れちゃったのかな?
念のためにコンセントを確認すると、延長されたコードがビニルコード・・

嫌な予感を感じつつ、配線の行く先を確認してみたところ、はい、ビンゴ。
コンセント

焦げてます。プレートは熱で変形しているし・・
原因が判明したので、コンセントとエアコンまでの配線を直してみると、エアコンは動きました。



さて、プラグはどうなっていたかというと、こんな感じ。
プラグ
プラグ
 (うまく撮影できないのでてきとーに画像いじりました)

ビニルコードは被覆が溶け、プラグはぐらぐら。
コンセント付近のコードは劣化して堅く、がちがちです。

プラグ
中身
片方は配線が溶け、プラスチック部分がまる焦げ。
いつ火事になってもおかしくない状況でした。


ここにつけられていたエアコンは100V-20Aタイプ。延長で使われていたビニルコードは1.25mmなので、公称値で12Aまで。となると、8Aもオーバーして使っていたことになります。
(電源工事の施工法法うんぬんは今回の記事では触れません)

今回の例では、エアコンで容量を超えて利用し続けた結果、コンセント部分が発熱・燃えていますが、電気こたつやハロゲンヒーター、炊飯器などでも同じ事がいえます。トラッキング火災を防ぐため、さらには今回のような事を防ぐためにも定期的にOAタップや壁コンセントの点検をしておきましょう。


私の知り合いの所でも、エアコン用にちょっと足りないからとタップからさらに延長してつかっている人も居ます。ただ、こうなると今回のような事を引き起こす原因ともなるので、利用中止・エアコン用の電源工事をお願いしています。他人事ではないので、こういう使い方をしている人を見かけたら「電気屋さんに相談しなよ」と声をかけてくださいね。


そういえば、最近のパソコン、特に自作のデスクトップPCって電源が450W以上のものが増えてきてますね・・PC本体が450W、液晶モニターで55Wだとすると、単純計算で505Wだから5.05A。この構成で2台つけると10.1A・・PCも以外と電力使います。


Twitter スタッフ酒井
Twitterでスタッフ酒井がつぶやいてます。



nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 1

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。