【個人ネタ】Sony TabletとiPad 2のハード面を分かる範囲で比較してみた [Sony Tablet情報]
ソニーから発表になったタブレット「Sony Tablet」。
個人的にタブレットデバイスはiPad 2を持っているので、このSony Tabletが気になる・・・
という事で、Sony TabletはWebカタログ情報から、iPad 2は実機を使って比較してみました。
今回の比較はハード面が中心です。
>スタッフ酒井
【追加情報】 2011/09/05 より店頭にて実機の展示を開始致しました
比較すると言っても、Sony Tabletは実機がないので、実機で比較した場合には違う結果になるかもしれませんが・・・Sony Tabletは「カタログ値」という事でご勘弁を。
写真も勉強会での写真とか。実機を触っていないので実際想像でしかありませんけど (汗
今回比較してみたのは、ほぼ同じクラスの2機種。
Sony Tablet:Sシリーズ 16GB(Wi-Fi) SGPT111JP/S
Apple iPad 2:16GB(Wi-Fi) MC979J/A
どちらも16GBのフラッシュメモリーを内蔵し、通信機能はWi-Fiというモデル。
下記比較機種は、特に表記がない限りSony Tablet Sシリーズ(Wi-Fi)で比較しています。
まずは外観から。
Sony Tablet Sシリーズの本体サイズと質量は、
幅:約241.2 × 高さ:約174.3 × 厚さ:約10.1~20.6 (mm)の598g。
iPad 2の本体サイズと質量は、
幅:約185.7 × 高さ:約241.2 × 厚さ:約8.86 (mm)の601g。
Sony Tabletは横が標準、iPad 2は縦が標準となっているので、同じように横にして比べてみると、
Sony Tablet :
約241.2 × 約174.3 × 約10.1~20.6 (mm) / 598g。
iPad 2 :
約241.2 × 約185.7 × 約8.86 (mm) / 601g。
横にした場合のサイズでは、Sony Tabletが約11.4mm(約1.1cm)コンパクト、質量は約3g軽量になっています
。厚さはSony Tabletが雑誌をたたんだときのような偏重心(異形)デザインとなっているので、最薄~最厚まで差があります。ただ、この形状が片手でも軽さを感じて持ちやすいデザインとのこと。
iPad 2を使っていて感じることは、片手でもって操作する場合、長時間は疲れる・・・。
テーブルにおいて使う分であれば特に気にならないんですが、手に持って操作するような場合、長時間片手というのは・・・ちょっとしたトレーニングにも思えてきます(個人差でしょうかね)。
●Sony TabletとiPad 2の液晶比較
(※ 画像ははめ込み合成です)
基本仕様はこんな感じ。
Sony Tablet
9.4型ワイド液晶 1280×800/TruBlack/IPS/LEDバックライト/静電容量式タッチパネル
iPad 2
9.7型ワイド液晶 1024×768/IPS/LEDバックライト/静電容量式タッチパネル
液晶のサイズはiPad 2が9.7型(XGA/1024×768)、Sony Tabletが9.4型ワイド(WXGA/1280×800)となっています。画面のサイズが0.3インチSony Tabletの方が小型ですが、この範囲はほとんど大差ない違いかと。
大きく違うのはやっぱり解像度。Sony Tabletの方が高解像度なので、Web閲覧時やTwitter,
Faceboockなど文字情報の見やすさはもちろん、高精細なカメラの写真もキレイに表現できそうです。
液晶は両機種ともに同じIPS液晶ですが、ソニーはデジタルフォトフレームで培った「TruBlack液晶」を採用。通常、前面パネルと液晶面の間に出来る空気の層に樹脂層を挟み込むことで外光の映り込みや輝度ロスを防いでくれ、深みのある黒を再現できるほか、明るい屋外でも見やすい液晶になっています。(実機で比較してみたい)
●Sony TabletとiPad 2のOS比較
この辺はよく分かっていないので簡単に。
Sony Tablet Sシリーズは出荷時にAndroid 3.1を搭載。PシリーズやSシリーズの3G付きモデルではAndroid 3.2を搭載し、Wi-Fiシリーズでも後日アップデート対応で3.2へバージョンアップできるらしいです。
iPad 2には、iOS 4を搭載。
ざっくりと・・・
Sony Tablet:Flash対応
iPad 2:Flash 未対応
こんな感じでしょうかね?後は・・・分かったら追記します (笑
●Sony TabletとiPad 2のCPU比較
Sony Tabletに搭載されているのは、NVIDIA製のTegra2。iPad 2はApple製のA5。
どちらも1GHz駆動のデュアルコアCPUとなっています。
メインメモリーはTegra2が1GB、A5が512MB、どちらも低消費電力版のLP-DDR2メモリーです。
(メモリー容量が倍、ここの性能差がどう出るか、比較してみたいですね)
Sony Tablet
CPU:NVIDIA Tegra2(1GHzデュアルコア)
メモリー:1GB(LP-DDR2)
iPad 2
CPU:Apple A5(1GHzデュアルコア)
メモリー:512MB(LP-DDR2)
別機種ではありますが、Tegra2とA5の比較記事という情報も・・・しかしSony Tabletではないのと、実際比較してみないと分かりませんからね。この辺は一つの参考情報として頭に入れておきます。
●Sony TabletとiPad 2の通信機能比較
通信機能はざっくりと両機種Wi-Fi+Bluetooth搭載。
Sony Tablet
無線LAN:IEEE802.11b/g/n
Bluetooth:搭載 Bluetooth 2.1 +EDR
iPad 2
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n
Bluetooth:搭載 Bluetooth 2.1 +EDR
通常使うには無線LANは(b/g)で十分な気もします。
iPad 2で(a)がついているのは、Air Play(SONYで言うところのThrow)をより安定させる為でしょうか?どれだけの差が出るのか、一度試してみたいところです。
●Sony TabletとiPad 2の入出力端子比較
Sony TabletとiPad 2の入出力端子を比較。
Sony Tabket
ヘッドホン出力:ステレオ、ミニジャック
マイク入力:内蔵マイク(モノラル)
スピーカー:ステレオ 1W(0.5W+0.5W)
IOポート:Hi-Speed USB(USB2.0) 、Micro A-B(ホスト/クライアント対応)
メモリーカードスロット:SDカードスロット
iPad 2
ヘッドホン出力:ステレオ、ミニジャック
マイク入力:内蔵マイク(モノラル)
スピーカー:モノラル
IOポート:30ピン Dockコネクター
メモリーカードスロット:なし(別売オプションで対応)
AndroidとApple製品という違いがある物の、個人的なイメージは、
iPad 2「PCとのペアで活用する端末」
Sony Tablet「スタンドアローンでもOKな端末」
という感じ。
Android端末がUSB端子を搭載せずに専用端子になってしまうと、さすがに使い勝手が悪いでしょうね。
Sony TabletでSDカードスロットを搭載しているのは結構ありがたいところ。
“サイバーショット”や“α”で撮影した写真を確認する場合には、PCよりサクサクと操作できるSony Tabletの方がイメージ的には良さそう(全てのファイル形式には対応していないようですが)。
PCを起動して、SDカードメモリーを読み込んで。。。
起動時間だけで他の写真がもっと撮影できそうです。
Sony Tabletでは、直接SDカードからの読み取りなどは行えないようですが、本体内に読み込んでしまえば写真の確認などが行えるので、PCを使うより確認だけならOK。
iPad 2では、専用コネクターのみ搭載。基本的にはPCと同期させて写真を転送する形になるので、ちょっと面倒。オプションでSDカードスロットも取り付けできますが、面倒ですよね。さいしょから搭載していれば手軽です。
撮影した写真を見ると言うことで言うと、Eye-Fiアプリを入れて、撮影するたびに画像を端末で取得していけば解決できそうですが・・・使い方の問題でしょうかね?
スピーカーに関して言うと、Sony Tabletはステレオで、iPad 2はモノラル。
このサイズの端末ならそんなに変わらないかもしれませんが、ちょっと音楽を聴くのもステレオの方が良いですね。ここもオプションを付ければ・・・となると、あまり差が無くなりますね。何かを追加で用意するのって、個人的に面倒なので。
●Sony TabletとiPad 2のカメラ比較
Sony TabletとiPad 2は、それぞれ前面/背面にカメラを搭載しています。
前面カメラは両機種ともに約30万画素。背面カメラは、Sony Tabletは約500万画素で、iPad 2は約92万画素。
iPad 2に関してはスピーカー出力を含めて細かい仕様が掲載されていませんが、背面の最大解像度は1280×720の模様。という事は単純に1280×720=921,600。約92万画素と推測。一応裏面照射型センサーを搭載しています。
Sony Tabletは約500万画素。”Exmor for mobile”CMOSセンサーを搭載しています。
画素的な物もありますが、裏面照射型センサーのiPad 2、“Exmor for mobile”のSony Tablet。タブレット端末で不要かもしれないけど、写真や動画を撮り比べてみたいですね。
●Sony TabletとiPad 2のセンサー関連比較
Sony TabletとiPad 2で搭載しているセンサー類はこんな感じ。
Sony Tablet
加速度センサー:3軸加速度センサー
ジャイロセンサー:搭載
照度センサー:搭載
GPS:デジタルコンパス搭載
iPad 2
加速度センサー:加速度センサー
ジャイロセンサー:3軸ジャイロセンサー搭載
照度センサー:搭載
GPS:なし
ここで大きく変わるところ、Sony Tabletは、Wi-Fiモデル、Wi-Fi+3GモデルでもGPSを搭載していますが、iPad 2のWi-FiモデルはGPS非搭載となります。
GPSってあまり使わないよって思っていても、使って行くうちに欲しくなることがあるんですよね。
モデルは違いますが、自分がiPhoneかiPod touchを悩み、iPod touchでいいかな?と思っていた頃、「どうせ後でiPhone買っちゃうんだから、最初からiPhoneにしておきなよ」と言われた一言。今はこの言葉を信じて購入し、良かったと思ってます。なぜかApple系のポータブル(タブレットなど)製品は3G回線がついていないとGPSがついていないんですよね。。。
その点、Sony TabletはGPS搭載。
GPSを活用した各種アプリも使うことが出来ます。ここ、ポイントですね。
●Sony TabletとiPad 2のバッテリー関連比較
最後にバッテリー関連を。
Sony Tablet Sシリーズには約5000mAhのバッテリーが内蔵されていて駆動時間はWi-Fi、Web閲覧時で最大約6.2時間。iPad 2は約6600mAh(推定)で最大約10時間の利用が出来る様です。
削って削って軽量化させたiPad 2がSony Tabletより重くなっているのはバッテリーのセル数なんでしょうね、キット。
iPad 2はオフィシャルサイトに掲載されていないので、情報を探していたらどうやら6600mAhではないかという事でこの数字を掲載しています。あくまでも推測なので違っていたら訂正します。
個人的なところでいくつか比較してきましたが、やっぱり実機での比較をしていきたいですね。
早く実機で色々と試してみたいです。(今回は凸ぽちりませんよ(笑 )
(最近Android端末@Xperiaをあまり活用していませんがw)
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同時購入でお安くなるアクセサリーセットや、オリジナル特典もついているのでおトクです。
現在は16GBモデル/32GBモデルともに発売日頃のお届け予定となっています。
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タグ:Sony Tablet レビュー
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